インタビュー #1
診療医員・助教 | 酒寄 葉Staff Interview 01
スタッフインタビュー1
緩和ケアは「患者さんの丸ごと」に向き合う仕事。やりがいを感じています。
診療医員・助教 | 酒寄 葉
経 歴
東京生まれ東京育ち。
2017年東京慈恵会医科大学卒業後、前橋赤十字病院にて2年間の初期研修を修了。
2019年当科に入局し血液疾患診療に従事。
2024年より緩和ケアと固形腫瘍の化学療法を専門としています。
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Question医局での現在の業務ややりがいについて、教えてください。
緩和ケアチームの一員として働いています。緩和ケアチームは医師だけでなく看護師や薬剤師など多職種で構成されており、その目的は患者さんの苦痛を軽減し、可能であれば取り除くことです。
医療技術の進歩により、医療の専門化と細分化が進んでいますが、緩和ケアは「1人の患者さんの人間としての丸ごと」と向き合います。これは時に大きな重圧・重責でもありますが、裏を返せばやりがいでもあります。また、固形腫瘍に対して化学療法を行っている患者さんの入院主治医も担当しています。
外来主治医と連携して、闘病中の患者さんが少しでも早く退院できるよう頑張っています。 -
Questionアフター5や、休日の過ごし方を教えてください。
アフター5ではないのですが、最近は出勤前にスポーツジムに行くのが日課です。朝1.5時間ほど運動してから出勤していますが、とても清々しい気持ちで働けるのでオススメです。
アフター5は基本的に直帰です。夫婦共働きなので、帰ったら妻と分担して家事をしています。最近は極力自炊するように心掛けています。朝早いので、夜は基本的に10時くらいに寝てしまいます。お酒が好きなので、誘われればもちろん飲み会も行きます。休日はお芝居の観劇や映画鑑賞、好きなアーティストのライブを見て過ごしています。
夏休みは長く取れるので、毎年8~9日間連続で休みをもらって海外旅行を満喫しています。 -
Question今後の目標について、教えてください。
緩和ケア領域と腫瘍領域の臨床を深めることと、学術活動に力を入れることが当面の目標です。
その後は血液疾患(特に悪性腫瘍)の治療をしながら、シームレスに緩和ケアを提供できる医師を目指します。医師を志した時から常に意識しているのは「生と死に深く関わること」なので、それがブレないように仕事を続けていきたいと思っています。