学生・研修医の
皆さまへTo All Students And Trainees

一流の臨床医、
一流の研究者を目指しませんか?

当科では大学病院ならではの最新の治療を行っており、最前線の医療を学ぶことができます。血液疾患・固形腫瘍に対する診断と治療や緩和ケアに至るまで、幅広い領域を経験できる環境が整っています。
また、私たちは医療の知識と技術を深めるだけでなく、患者さんに寄り添う姿勢を身につけていただけるよう指導に力を入れています。当科では上級医のサポートの下で早い段階から主治医として活躍していただけます。医師としての成長を目指し、共に研鑽を積みましょう。

院内写真
院内写真

Our Strengths東京慈恵会医科大学
腫瘍・血液内科の強み

  • 腫瘍班と血液班の共存で
    資格取得にも適した環境

    当科は診療科内に腫瘍・血液両班が共存しているため、がん薬物療法専門医の資格取得・およびがん薬物療法全般を学ぶのに適した環境です。

  • 積極的な
    スキル向上サポート

    年数に応じた各研修に加え、国内のがんセンターなどへの積極的な留学プログラムを通じて、医師たちの専門知識とスキルの向上を促しています。

  • 最寄駅が多く
    便利な立地

    当大学本院は東京都港区に位置し、複数の最寄駅が利用できるため交通アクセスが非常に良く、通勤に便利な環境です。

Training研修内容

標準的ながん薬物療法の基礎を習得し、
治療の実施と患者の心身の管理ができます。

当講座では、抗がん薬に関する基礎知識の習得から始まり、患者様に温かな医療を提供できるよう様々な研修を用意しています。また希望する方へは国内外への留学や大学院への進学などへ進むためのキャリアサポートも行っています。

研修内容

1日の業務の流れ

当科で勤務するスタッフの1日の業務の流れをご紹介します。

  • 8:30 – 9:00

    出勤・業務開始

    まずはカルテで患者さんの夜間の状態をチェックします。
    医師で採血が必要な場合は採血を行います。

  • 9:30 – 10:30

    朝回診

    上級医とともに、チーム回診を行います。
    患者さんの人数は概ね各チーム10名前後のことが多いです。

    1日の業務の流れ
  • 10:30 – 11:30

    検査結果確認・点滴/処方オーダー・カルテ記載

    採血結果を確認しつつ、治療方針の決定/修正を行います。
    若手のうちから主体的かつ積極的に治療方針を提案してもらい、上級医とディスカッションする風土があるので、どんどん実力をつけていくことができます。

    1日の業務の流れ
  • 12:00 – 13:00

    昼休み

    お昼は院内の蕎麦屋さん(通称地下そば)で食べたり、お弁当を買ったりします。余裕がある時は、虎の門エリアで外ランチです!

    1日の業務の流れ
  • 14:00 – 15:00

    処置・病状説明

    骨髄穿刺や腰椎穿刺、中心静脈カテーテル挿入の処置を行います。患者さん、ご家族への病状説明などを行っていることも多いです。

  • 16:30 – 17:00

    夕回診

    日中の様子などを伺いながら、回診をしていきます。
    日中投与した抗癌剤の副作用チェックなども行っていきます。

  • 17:30

    当直医師への引継ぎ・帰宅

    夜間帯は当直医師が対応するので、非番の時は夜間、休日の呼び出しはありません。
    しっかりと引継ぎを行うことで、患者さんの安全を守ります。
    On-offのメリハリをしっかりつけることが、質の高い仕事につながると考えています。

Message指導医からのメッセージ

  • 勝部 敦史(助教:診療医長)

    幅広い専門領域とキャリア形成を支援する環境

    当科では、血液疾患、固形がん、緩和医療の3つの分野で専門的かつ総合的な診療を提供し、幅広い経験を積むことができます。
    同時に、内科医師としての幅広い臨床能力の育成にも力を注いでいます。
    また、医局員同士で自由に意見交換ができ、診療面で互いにサポートし合える雰囲気作りを大切にしています。
    キャリアアップはもちろんのこと、家庭環境に応じて診療や研修が柔軟に行えるよう配慮し、働きやすい環境作りにも努めています。
    私たちと一緒に診療や研究を行いながら、キャリアを築いていきましょう!

    勝部 敦史(助教:診療医長)

  • 川島 雅晴(助教:診療医長)

    慈恵医大での多くの出会いと経験が、成長の土台に

    私は慈恵医大を卒業後、市中病院研修を経て腫瘍・血液内科に入局しました。
    入局後にがん研有明病院に国内留学し、国際学会、基礎研究、治験の重要性に触れ、その後社会人大学院生として臨床と基礎研究を両立しながら学位を取得しました。長く勤務した柏病院では施設責任者として治験に参加しました。それぞれの施設での出会い、経験が今の医師としての私を形成しており、1年も無駄な時間はなかったと胸を張って言えます。最近は指導医になり、優秀な後輩の突き上げが新たなモチベーションになっています。
    一緒に切磋琢磨できる環境で皆さんと働けることを楽しみにしています。

    鈴木 一史(講師:診療医長)