インタビュー #2
レジデント | 佐藤 耕平Staff Interview 02
スタッフインタビュー2
血液疾患は患者さんと二人三脚の治療、だからこそ退院時の喜びもひとしおです。
レジデント | 佐藤 耕平
経 歴
2021年東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学附属柏病院で初期研修後、東京慈恵会医科大学 腫瘍・血液内科へ入局しました。
現在は後期研修医として血液疾患全般の診療に従事しています。
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Question慈恵医大 腫瘍・血液内科への入局の決め手は?
全身を診ることができ、かつ専門性の高い内科として血液内科は学生時代から興味を持っていました。柏病院の初期研修で初めて本格的に血液疾患の診療に触れました。
振り返ってみると研修医として右も左もわからずにバタバタしているような日々でしたが、リンパ腫や白血病の患者さんで目に見えてどんどんよくなる患者さんも多く、化学療法ってすごいなと漠然と思い、本格的に血液内科を進路として考えるようになりました。最終的には本院も回った上で慈恵医大を選びましたが、どの先生も優しく積極的に色々教えて下さり、血液診療を学ぶ上でもベストな環境だと感じ入局を決めました。 -
Question医局での現在の業務ややりがいについて、教えてください。
白血病や悪性リンパ腫の患者さんを中心に主治医として治療に携わっています。血液疾患の患者さんは治療期間も長いですし、入退院を繰り返す方も多いので、一人ひとりの患者さんと長く向き合えるのが魅力だと思います。ある意味、二人三脚のような感覚になるので、長期入院の患者さんが無事退院できた時の喜びも大きいですし、患者さんからの感謝の言葉がいつも励みになっています。
主治医として患者さんに向き合うことは大変なことも多いですが、多くの先輩医師にアドバイスをもらいながら治療法を考えるのはとても勉強になります。 -
Question今後の目標について、教えてください。
まだ経験も浅いので、まずは血液疾患全般の知識・治療法を身に着けることが第一の目標です。その上で、最終的には白血病診療・造血幹細胞移植の経験を積んで、最先端の治療や研究に携われたらと考えています。
当医局では様々な国内留学先と提携しているので、自分が留学する際には可能な限りテーマとなりうるヒントをもらい、大学に帰ってからも継続して研究・調査に携われる医師になれればと考えています。